久々に興奮させてくれた。オムワンバの欠場が知らされた2日午前7時30分、すでに10月の予選会が頭をよぎった。往路、主将井上の快走で13位まで押し上げたがシード権確保のためには3分28秒挽回しなくてはならない。普通では不可能に近い数字であった。かすかな望みに期待して8時スタートを見守った。青山学院がスタートから10分後、山梨含め14校の一斉スタート。山梨学院は3年連続山下りを任された上伊那農業高校出身の桃沢。2年前は区間最下位の大ブレーキで順位を下げシードを落とす。当時ネット上でぼろくそに言われ、昨年も6区にエントリーされた時はもうあきらめの書き込み、首脳陣は何を考えているかと。しかし昨年は2区途中棄権で、その後はオープン参加。そこで桃沢はかなりいい走りをしたので、実は今回期待していた。最初の登りは抑え気味に入り、下りになって一気にあげる。結果区間5位で順位を1つ上げる。ネット上では「いままでぼろくそに言って、桃沢ごめんね」という書き込みが目立った。7区は1年生の市谷。高校駅伝の優勝メンバーで今回3人エントリーされたが、市谷だけが走った。生まれつき左目の視力がなく、また2年前に父が病で亡くなるなどの試練のなか見事な走りで、順位を1つ上げてこの時点で11位。更に8区、箱根初登場の3年生谷原が区間4位の力走で10位との差を詰めて9区阿部に襷をつなぐ。安倍は昨年オープン参加のため記録には残らないが同区を区間5位相当で走った実力者。しかし今回調子が上がらず区間14位ではあったが粘って10区アンカー兼子へ。兼子は期待に応え区間3位の走りで順位を2つ上げ見事総合9位、来年のシード権を確保。
復路成績5位と素晴らしい走りで感動を与えてくれた。2区終了時点で最下位の学校がシード確保、しかも9位というのは記憶にない。その位今回の山梨学院のレースは20年前の山梨と早稲田の2強対決を彷彿させるハラハラ、ドキドキの感動ものであった。
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朝7:30頃のオーダー変更に耳を疑った。2区オムワンバが佐藤に変更。1区上田が田代に変更。上田の変更は予想されていたところだが、まさかオムワンバまでも。その後の説明で31日練習中アキレス腱を負傷してしまったとの説明があった。昨年はやはり2区途中棄権、今年は本番前に負傷。「何やってるんだ」というのが正直な気持ち。
気持ちを切り替え、スタートを待つ。スタート後田代は常に一番後方の位置取り。無理せずに後ろから引っ張ってもらう作戦かと見ていたが、その後極端に遅れだす。2区への襷渡しはトップと3分38秒差の最下位。田代は昨年も1区を走っているのだが。最初から明らかに表情も冴えなく最悪のスタート。2区佐藤も突然の交代でしかもエース区間。何とか粘ったが相変わらず最下位。3区井上はさすがの走り。区間3位の走りで順位も3つ上げる。4区上村は今まで結果を出せないでいたが今回は良い走りをして順位を3つ上げた。5区山登りは前田拓哉がこちらも粘りの走りで1つ順位を上げて最終13位で往路終了。明日は一斉繰り上げスタート(14校)となる。復路着実に順位を上げてシード確保を願う。
とにかく、昨年今年と体調管理がどうしてうまくいかないのか。また1区田代の走りには(突然の変更ではあるが)がっかりした。オムワンバの変更がすべてであった。
大本命の駒沢が5区でひょっとして棄権か、の大ブレーキ。これで明日も観戦することができる。駒沢が下馬評通りのダントツ往路優勝だったら、明日観戦する意欲もなくしたところだが・・・。何とか楽しめそう。
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プロフィール

加々見保樹

Author:加々見保樹
山梨県との県境、長野県富士見町葛窪の住人
現在富士見町議会議員です。

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