昨日、ロン・ハワード監督 映画『EIGHT DAYS A WEEK』を見てきました。ビートルズのデビューからの足跡が鮮明に描かれたドキュメンタリー映画である。イギリスでデビュー後立て続けにヒットを飛ばし、アメリカへ進出。その爆発的人気を得て「週に8日間働くようなクレイジーな日々」を最初描いている。アメリカのエドサリバンショウに出演し一気にその人気に火が付き、コンサートを見たい多くのファンに応えるため何万人も収容できるスタジアムでのコンサート。圧巻は当時ニューヨークヤンキースの本拠地「シェアスタジアム」での65,000人集めてのコンサート。観衆の金切声、泣き叫ぶ悲鳴などでほとんど演奏は聞こえなかった。当時は会場にPAシステム(会場に音が適切に届くシステム)などなく、VOX製のアンプの容量を大きくするくらいしかできなかった。映画の中でドラムスのリンゴ・スターは目の前で演奏しているジョン、ポール、ジョージの音さえ聞こえず、「彼らの動きで今ここを演奏していると判断しドラムをたたき続けた」と述べている。
映画で初めて知ったことだが、1964年アメリカ南部を訪れたときのエピソード。彼らは人種差別が行われている会場で演奏することになったのだが、座席を白人と黒人に分けるという方針を拒否し、分けるなら演奏しない。コンサートをすべて拒否すると言い張った。その当時のアメリカは、公共施設はすべて人種によって分けられ、電車の車両も分けられていた。それが当たり前であった。結局プロモーターが折れて席の隔離は撤廃された。映画でそのコンサートに行った黒人の歴史家キティー・オリバーが「私にとって、ビートルズのコンサートは“違う人々といる”という初めての経験だった。でも“違い”なんてたちまち消えると知った」と涙ながらに語っていたシーンは特に印象的だった。
エンディングクレジットが流れた後、おまけで、シェアスタジアムのコンサートが役30分間流れた。今の技術で当時の映像を4K画像に修復し、音も最新技術で雑音等を排除し臨場感あふれる映像に仕上がっていた。そして何より感心したのは、あれだけの最悪の環境下で彼らの演奏テクニックの素晴らしさである。リアルタイムでビートルズを体験した私は当時に思いを巡らし涙が出そうになった。良い映画を見させていただき夢のような140分間であった。
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「平成28年度一般会計補正予算」は一部修正し可決された。
修正部分は3個のITプロジェクト(3種類のアプリ開発)を削除するもの。
1.観光ITプロジェクト・・・入笠山の花々にスマホをかざすとスマホが自動認識し説明等してくれるそうだ。
2.農業IT・・・・専用アプリのスマホを使って生産技術を高め生産者の売り上げ増を目指す。
3.健康増進IT・・・・スマホアプリとウエアラブル端末(エプソンのパルセンス)を組み合わせ健康増進運動の努力度を計測。(もう特定のメーカーが決まっている)
以上3個を補正でと考えたが、議会では削除と判断した。
これについては総務経済常任委員会で審議し委員会では修正案が委員から提出され可決したもの。翌日の新聞紙面で報じられた。
委員会では、観光協会で入笠山の花々のパンフが発行されているし、図鑑等で調べながら散策することも楽しいのでは、という意見も出た。全くごもっともだと思う。これに対し町長は「パンフは写真も含めて質が低い」等の答え。身内のものをダメだしするのか。
健康増進ITは「健康度を管理し、努力度合いを測定しその度合いによってインセンティブを与える」「集団で競わせる。ゲーム感覚で楽しみながらやって、勝ったほうにインセンティブ(褒美)をとらせる。という方法も考えられる」という説明。
全くばかげた話。長野県は男女とも平均寿命が日本一である。この原因はいろいろ言われているが、故、佐久総合病院院長『若月俊一』が実践した全県的な健康管理活動が一つの要因であると思っている。昭和20年に東大分院から佐久病院(当時の臼田町)に赴任する。分院時代工場の労働災害について研究執筆したところ、治安維持法で検挙されてしまう。教授の計らいで釈放される。そして教授の勧めで佐久病院へやってきたのである。当時の農村地帯は劣悪な衛生状態。人間よりも馬・牛のほうがはるかに健康管理されていた時代であった。そこで若月は地元、特に八千穂村の「全村健康管理活動」に取り組む。公民館などに村民を集め健康診断・啓発のため演劇を上演などして村民の健康意識改革を行っていく。その後農協組織と一体となって全県下で「集団健康スクリーニング」を実施していく。『予防は治療に勝る』を合言葉にこの運動は今も続いている。特に八千穂村の全村健康管理は実施後村の国保料が減少したということで、注目をあび、全国から視察が絶えなかった。また1983年に施行された「老人保健法」は当時の厚生大臣が佐久総合病院を視察しその取り組みを参考にした経緯がある。
この様な先人たちのたゆまぬ努力により日本一になったのだが、今回の健康アプリは、「ゲーム感覚で」「結果が良い人にはご褒美を」というあまりにも過去の運動を冒涜するものである。数字だけで健康度を測るなんて言う発想はもってのほかというしかない。
ところで、なぜ長野県が長寿なのか、という番組には、私がこうしたから・・・・という人たちがテレビに出ますね。この諏訪地方にも某病院の名誉院長という人が東京のキー局にしょっちゅう出ていますね。アナウンサーが「長寿日本一の立役者・・・・先生」なんて紹介しています。本人もその気になっちゃったようです。
さて14日本会議最終日、修正案が可決されそうということで、その日の朝一番に全員協議会を開催してほしいと異例の要求。説明が一部落ちていたから、という理由。とんでもない展開である。ならば議会への謝罪を条件に招集しましょう、となった。席上町長から常任委員会の記事が出て「森のオフィスのスタッフが、我々はどうなってしまうのか(開発試作中の企業)と詰め寄られた(涙ながらに、と言ったか覚えていないが)」と泣き落としできた。この事業やるとまだ決まっていないのにもう動き出しているの?また『森のオフィス』はテレワーク事業で始まったことで、その時の説明は「東京の本社の仕事を環境の良い富士見で光ファイバーを使って東京のオフィスの仕事を富士見で行う」「東京は大震災が起こり得るが富士見は硬い岩盤の上にあるから安全」という説明だった。だから仕事を探す必要なんかまったくないのに、そうでない企業が入っていたことになる。
町長はこの事業ができないと、富士見はダメになると、言っていたがそんなことあるわけがない。
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地方創生推進交付金を使う、富士見駅前の交流施設建設(事業化は見送られましたが)に関する私の見解を求められましたが、現在、議会会期中でありまして立場上、今申し上げることは控えなければなりません。
議会閉会後述べさせていただきます。
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プロフィール

加々見保樹

Author:加々見保樹
山梨県との県境、長野県富士見町葛窪の住人
現在富士見町議会議員です。

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