2013/09/25

公会計は家計簿同前

議員になって2年が経過した。私は初当選後、議会推薦の監査委員となった。いまでも、自治体の会計制度(公会計)には違和感を覚える。自治体の会計ははっきり言って家計簿と同じである。つまり現金主義。例えば自治体で公共施設を建てた。そして何億円を支払った。その時点で、支出(経費)に計上される。複式簿記を採用していないから仕方ないことであるが、とにかく驚いた。一般の企業会計では、固定資産に計上し、資産の陳腐化分を減価償却費で毎年損金処理するわけである。また発生主義でないため税金の収入は納税された時が収入となる。つまり納税の義務が生じた場合未納について未収金という資産勘定は起きないのである。
9月定例会で町のミスにより県から収入済みの補助金を返還しなければならなくなった。このようなケースの場合必ず変換する金を補正予算という形で処理する。私は補正予算案に反対した。補正予算の乱発はその自治体の予算編成のいい加減さを世間に知らしめることとなる。今回は確かに予期せぬ事態である。ならば「予備費」という科目があるではないか。私は予備費を使って補正を組みべきではないかと反対討論をした。毎年予備費500万円計上してあるが、私が議員になって1円も使ったことがない。なんのための「予備費」なんだ。
町長は予備費を使うと町民に不祥事を隠して処理することになるから予備費は使うのは邪道だと私に言った。
でもこの件は新聞報道でも明らかになっている。私は何でもかんでも安易に補正を組むのはいかがなものかと言いたい。「予備費」は地方自治法で予期せぬ支出に使えと書かれている。
結論は、慣例を大事にすること。突拍子もない考えは葬らなくてはならない、というのが役人の考えである。
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プロフィール

加々見保樹

Author:加々見保樹
山梨県との県境、長野県富士見町葛窪の住人
現在富士見町議会議員です。

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