2014/07/02

7月1日 戦争仕掛ける国になってしまった

7月1日 これから我が国にとって特別な日になるであろう。歴代の内閣が許されないとしていた「集団的自衛権」が憲法解釈の変更で行使を認める閣議決定をしてしまった。最後の砦としてかすかに望みをつないでいた公明党が腑抜けとなり行使容認に同調してしまった。政権にしがみついていたいからである。母体の創価学会は猛反発していると聞く。
自民党員でただ一人反旗を翻していたのは村上誠一郎氏のみであった。なぜ自民党員はここまでものが言えなくなってしまったのだろうか。
18時からの会見で安倍総理は「海外派遣は一般に許されないとの原則は全く変わらない。自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してない」。「日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなる」とまで言い切った。これをだれが信じると思っているのか。最終的には地球の裏側にまで戦争に出かけようと考えているのは明白である。
昨日の朝日新聞に作家の森村誠一氏が『声』欄に寄稿している。その一部を紹介する「安倍政権はなぜ、解釈改憲で集団的自衛権を使えるようにする閣議決定を急ぐのでしょうか。・・・・・急いで恣意的に9条を葬ろうとしている魂胆はどこにあるのでしょうか。思うに①「支持率が高いうちに」というタイミング ②祖父の岸信介元首相から引き継いだ改憲への私的執念 ③右派の側近や支援団体の圧力 ④歴代内閣ができなかった解釈改憲をやって歴史に名を残すという野心 といったところでしょう。・・・・
また同じく昨日の信濃毎日新聞。長野県の地方紙だが「特定秘密保護法」「道州制」そして今回の「集団的自衛権行使容認」に対し全国紙以上に明確に反対の意思を毎日のように紙面を大きく削いて掲載している。その紙面づくりにはいつも敬服している。内容は非政府組織(NGO)『ペシャワール会』中村哲氏の「駆けつけ警護、反発招く」という記事だった。中村哲氏は30年以上前パキスタンに渡りハンセン病の根絶と難民治療に取り組み、アフガニスタンに診療所を開設し、診療以外にも干ばつに苦しむ人々のために井戸を掘る活動などを行っている。私は先生の話を佐久総合病院で毎年開催されている「夏期大学講座」で聞いたことがある。その時は中村氏が、全国の保健医療分野で草の根的に活動されている方を顕彰するための『若月賞』を受賞されその受賞講演であった。医師でありながら難民のために井戸を掘る、その技術を教えていく。こんな医者がいるのだなと感動した。その中村氏が「安倍総理が5月の記者会見でNGO関係者らが、攻撃される図を描いたパネルを示して自衛隊の「駆け付け警護」の必要性を説いたことに「NGOが軍隊に守られれば現地から反発を招くだけだ」と批判する。・・・・診療所が強盗に襲撃され自衛のために銃を配備したこともある。だが再び被害に遭い、銃を持たないことにした。「銃を持てば引き金を引きたくなる。それより無用な敵を作らないことが大事」と悟ったそうである。
首相官邸、国会周辺は最近では珍しいデモ隊が埋め尽くしている様子が放送されていた。多くが若者、ツイッターを見て集まったそうだ。自分にこれから降りかかろうとする心配があるから、いてもたってもいられなくデモに参加したとインタビューに答えていた。
今後自衛官のなり手が激減することが考えられる。そうなると最終的には徴兵制度という事になるだろう。安倍総理には子供がいないと聞く。当然孫もいない。だから総理に徴兵制度なんて全く関係ないのである。
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プロフィール

加々見保樹

Author:加々見保樹
山梨県との県境、長野県富士見町葛窪の住人
現在富士見町議会議員です。

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