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2015/06/23

遠い昔の思い出

今日の午後3時過ぎの豪雨はすごかった。雷が鳴り記憶にある雨の中でも近年経験したことがないすさまじいものであった。浸水するのではでと心配した。幸いにも5時過ぎると雨も上がってきた。緊張していたが、ほっとしたのでウイスキー水割り4杯ほど飲んで6時過ぎに外に出てみた。昨日が夏至であり外はまだまだ明るく、青空が見え雨上がりのためひんやりした澄んだ空気であった。それと同時に心地よい匂いがする。懐かしい子供の頃の匂いである。薪を燃やしているのか?風呂を薪で沸かしているのかな。決して不快なきついにおいではない。ほのぼのとした匂いである。以前から思っていたのだが酒に酔うと嗅覚が敏感になると思う。子供の頃はどこの家も風呂は薪で沸かしていた。その匂いがよみがえってきたのである。
地域にはそれぞれの匂いがある。田舎に住んでいて都会に行くと都会の匂いがする。それは飲食店の匂いである。飲食店が乱立している都会の匂いなのである。田舎にはそれがない。薪を燃やす臭いであり、牧場の牛の匂いであり、畑のセロリーの匂いである。たまには都会の匂いを嗅ぎたい。よく言われるのが外国から東京に来て飛行機から降りると醤油の香りがするという。反対に初めて香港の昔の空港、啓徳空港に着いたとき、にんにくをフライパンで焼いている匂いがして食欲をそそられたことをはっきり覚えている。香港の匂いだそうである。
ところで初めて香港に行った当時はまだ「九龍城砦」が存在していてその異様なスラム街の集合建築物には度肝を抜かれた。残念だが国策でその集合物体は取り壊されてしまった。今も存在すれば絶対に「世界遺産」になっていただろう。『悪の巣窟』と言われ続け取り壊しは仕方なかったのかもしれないが、やはり一度壊すと元に戻らないという事をしっかり受け止めなければならない。
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プロフィール

加々見保樹

Author:加々見保樹
山梨県との県境、長野県富士見町葛窪の住人
現在富士見町議会議員です。

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