2015/09/02

『五輪エンブレム白紙撤回』の感想

ついにというか、やっとというか、五輪エンブレムが白紙となった。佐野研二郎氏の模倣疑惑が騒がれても組織委員会は一徹に「佐野氏のエンブレムは彼の独自性に疑いはない」と守り続けたが昨日引導を渡した。8月28日に「起死回生」を狙った潔白を示すための会見(最初の図案はこれ、そして修正を要求したという会見)これが見事墓穴を掘ってしまった。そもそもコンペにおいて修正を求めて採用などあってはならないこと。その時点で他の応募作品を採用するべきなのに。『佐野氏ありきのコンペ』といわれても仕方ないだろう。結局オリンピックは国立競技場の白紙撤回の件も含めて一部の人たちのための金もうけの手段である。それはオリンピックが「アマチュアの祭典」から商業主義の大会に舵を切った時から始まった。このことは7月19日の私のブログにも書いてある。
また今回の模倣騒動はネット環境が大きな力を発揮した。『出る杭は打たれる』というが、知能を持った「ヒト」は自分より優れた、勝っている、裕福、巨悪、これらの人物の足を引っ張る快感を知っている。ネットという手段で見事、佐野氏を葬り去ってしまった。
また新たな火種となりそうな発言が審査委員の永井一正氏から飛び出した「模倣ではないとの説明は専門家にはわかるが一般国民の納得を得るのは難しい」俺たち専門家は馬鹿な一般国民とは違う、と言っているようなものだ。すでにネットでは佐野氏を擁護する人物に対し、「お前ら次のターゲットは・・・・・だ」というようなスレッドが立ち上がっている。これも考え物だが、見識ある人間は発言に十分注意必要がある。ネット社会はありとあらゆるものを検索できてしまうから。
そして、やっぱり私の持論、7月19日のブログで書いたとおり、オリンピックは未来永劫ギリシャでやるべきだ。そうすれば佐野氏もこんな目に合わなかっただろう。優秀な才能あるデザイナーと聞くので、残念である。
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プロフィール

加々見保樹

Author:加々見保樹
山梨県との県境、長野県富士見町葛窪の住人
現在富士見町議会議員です。

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